擦り傷とは
皮膚が切れて傷口のあるけがを創と言い、皮膚が切れていないけがのことを傷と言いますが、ほとんどは創と傷を合わせて創傷と呼ぶことが多いです。ここでは、体表のけがのひとつで皮膚が擦り剥けた創傷(すり傷)を説明します。
すり傷とは、皮膚の一番外側の表皮がアスファルトなどでこすり取られ、はがれている状態を言います。傷自体は浅いのですが、皮膚の表面を擦ったことで炎症が起こっており、しかも皮膚の浅い部分には神経が密に走っているので、ヒリヒリした痛みが続くようになります。
とくにこれといった治療もしないで放っておくと細菌などに感染して化膿することもあります。治療は、傷口を洗い、消毒はせずに湿った状態を保つ湿潤療法を行っています。これは、自己治癒能力を最大限に生かす方法で、湿気を保っていくことでけがの治りを早めるという特徴があります。
切り傷とは
ガラスや刃物といった鋭い器物による体表の創傷のことを切り傷(切創)と言います。切り傷の特徴は、鋭く切断された傷口のため、周辺組織につぶれがみられないことです。すり傷と同じように切り傷も日常的によく起こるけがですが、損傷した組織の深さや幅によって重症度は違っていき、状況によっては神経・腱・骨などにまでダメージが達していることもあります。
完全な断裂が、血管、神経、腱などで生じていたり出血が多量であれば、早急に縫合の処置を行う必要があります。傷口にサビや土などがある場合、破傷風などの感染症を発症することもあるので、その場合は抗生剤を投与することもあります。縫合処置には、糸では縫わない創傷閉鎖用の滅菌テープや医療用のホチキスを使って、患部を固定する方法もあります。
- 院長
- 稲島 司(いなじま つかさ)
- 住所
- 〒115-0056
東京都北区西が丘3-17-10
西が丘サニーハイツ1階 102号室(※郵送物などは102号室まで記載お願いします。201号室など他室との間違えないようお気をつけください)
- TEL
- 03-5948-8970
電話受付は診療時間内のみとなります。
診療時間外は留守番電話となりますフリーWi-Fi完備
※パスワードは不定期に変更となりますので院内掲示をご確認ください。
- アクセス
- 国立西が丘サッカー場・
味の素ナショナルトレーニングセンター隣、
桜並木沿い
・電車
都営三田線「本蓮沼駅」より徒歩5分
・バス
赤羽駅西口バス4番乗り場から
【赤51】「池袋東口」行き
【赤57】「日大病院」行き
【57‐2】「大和町」行き
「HPSC(ハイパフォーマンススポーツセンター)北門(旧:国立西が丘競技場北門)」下車、徒歩1分
※駐車場はありません。車でお越しの際は近隣のコインパーキングなどご利用ください。 - 診療科目
- 内科、循環器内科、糖尿病内科、
呼吸器内科、リハビリテーション科
診療時間(2024年4月~)
※横にスクロールしてご確認いただけます。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00 ~ 12:00 |
院長 松村貴由 (自治医大 教授) |
院長 | 院長 石渡麻衣 (東大病院) |
院長 | 院長 須藤晃正 (日大板橋病院) |
院長 小山修平 (帝京病院) |
― |
15:00 ~ 18:00 |
院長 | 院長 第1・第3: 渡邊雄介 (帝京 教授) |
院長 真鍋雄二 (東大病院) |
― | 院長 須藤晃正 (日大板橋病院) |
― | ― |
休診日:日曜、祝日