熱傷・火傷とは
熱傷(火傷)とは、高温のものが一定時間以上皮膚に触れ、熱などの刺激によって皮膚や粘膜が損傷している状態で、日常で最もありふれた、誰もが一度は経験したことのある外傷の一つです。
皮膚の損傷度(Ⅰ度~Ⅲ度)によって治療は異なります。表皮のみの軽いやけどの場合はⅠ度熱傷になります。主な症状としては、皮膚が赤くなる、ヒリヒリとした痛みがあります。
またⅡ度熱傷は、真皮に達しているやけどのことで、さらに浅達性Ⅱ度熱傷と深達性Ⅱ度熱傷に分類されます。浅達性は赤みから次第に水疱を形成する症状が特徴で、水疱が破れると傷になります。ただ2週間程度で痕を残さずに治癒することがほとんどです。一方の深達性は真皮深層まで損傷が広がっている状態で、瘢痕を残すこともあります。主な症状は、部位が赤くなって水疱もできますが、その底は白色の状態で、知覚も鈍麻しているので痛みをあまり感じません。
そして、Ⅲ度熱傷と診断されるケースですが、これは皮膚のすべてが損傷してしまい、乾燥や痛みを感じることのない状態を言います。
それぞれの治療法は、Ⅰ度熱傷や浅達性Ⅱ度熱傷では、炎症を抑える外用剤などの使用で充分なケースが多いですが、やけどの範囲が小さかったとしてもかぶれや細菌感染を起こす可能性もあります。また浅達性Ⅱ度熱傷は、水ぶくれがみられることもあります。これをできるだけ破らずに治療した方が治りは早いです。ただ、破れているのであれば、毎日、シャワーと石鹸で患部を洗い、常に清潔にしておきます。なお、深達性Ⅱ度熱傷、Ⅲ度熱傷の場合は、皮膚が壊死していることが多く、細菌感染症を招きやすい状態になっています。そのため壊死組織を除去するデブリードマンという処置と皮膚を移植する手術(植皮術)が必要になります。
- 院長
- 稲島 司(いなじま つかさ)
- 住所
- 〒115-0056
東京都北区西が丘3-17-10
西が丘サニーハイツ1階 102号室(※郵送物などは102号室まで記載お願いします。201号室など他室との間違えないようお気をつけください)
- TEL
- 03-5948-8970
電話受付は診療時間内のみとなります。
診療時間外は留守番電話となりますフリーWi-Fi完備
※パスワードは不定期に変更となりますので院内掲示をご確認ください。
- アクセス
- 国立西が丘サッカー場・
味の素ナショナルトレーニングセンター隣、
桜並木沿い
・電車
都営三田線「本蓮沼駅」より徒歩5分
・バス
赤羽駅西口バス4番乗り場から
【赤51】「池袋東口」行き
【赤57】「日大病院」行き
【57‐2】「大和町」行き
「HPSC(ハイパフォーマンススポーツセンター)北門(旧:国立西が丘競技場北門)」下車、徒歩1分
※駐車場はありません。車でお越しの際は近隣のコインパーキングなどご利用ください。 - 診療科目
- 内科、循環器内科、糖尿病内科、
呼吸器内科、リハビリテーション科
診療時間(2024年4月~)
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月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 | |
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9:00 ~ 12:00 |
院長 松村貴由 (自治医大 教授) |
院長 | 院長 石渡麻衣 (東大病院) |
院長 | 院長 須藤晃正 (日大板橋病院) |
院長 小山修平 (帝京病院) |
― |
15:00 ~ 18:00 |
院長 | 院長 第1・第3: 渡邊雄介 (帝京 教授) |
院長 真鍋雄二 (東大病院) |
― | 院長 須藤晃正 (日大板橋病院) |
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休診日:日曜、祝日